●石岡市の『横丁鉄道』
石岡市は、昭和初期の建物が数多く残り、市観光協会で「まちなかの登録文化財」として数多く指定されている建物があるのが特徴です。
そのうちの一つ、『福島屋』砂糖店を紹介します。明治40年に砂糖卸売問屋としてこの地で営んでいます。
昭和6年に建てられた砂糖問屋で木造2階建ての商家建築です。土蔵造りの壁が、土塀漆喰塗りでなくコンクリートでできているのが珍しい。黒塗りの外壁が、外観に重厚さを与えています。
そして、お店の右側に線路が…! そうです奧に延びている線路、砂糖等を運ぶトロッコ、横丁鉄道がありました。長さは約50メートル、S字カーブがある線路は、非常に珍しいのでは??? このお店、鉄道雑誌にも数多く紹介されています。 |