●秩父市の『横丁鉄道』
秩父市は、秩父盆地の中央にあることから古くから物資の集散地として、また秩父神社 の門前町として栄えました。 また、秩父に入る道は「秩父往還」と総称され、熊谷と甲州を結ぶ主要道路の役割を担ってきました。街道沿いには享に盛んになった織物、秩父銘仙の問屋が軒を連ねていたと言われています。 今でも、市内中心市街地を通る旧秩父往還沿いに当時の名残り(古商家等)が見られます。 そんな、旧秩父往還道沿いにあるお店が、『雷神堂秩父店』です。 こちらに現役の横丁鉄道があるんです!
直線で約30メートルあるそうです。営業時間中、トロッコは動きませんが、荷物を出し入れするときに、今でも動かして奥に運んだりするそうです。 トロッコが今では、せんべいの商品ディスプレイとして利用されており、ここに線路が敷かれている人を気づくのは少ないみたいです。(画像クリックで拡大します) ※ 取材協力 雷神堂秩父店(秩父市本町)
● 第1回 幸手の『横丁鉄道』
● 第2回 明治の元勲が宿泊された由緒ある旅館
ページTOPへ