午後5時を過ぎ外は薄暗くなって店内で準備をして待っていると、シンコパイスのメンバー5人が楽器を持って入って来られました。帽子やポンチョを着て楽器を持てば、もうすっかりミュージシャンに変身、音出しをしている内に、お客様も入ってこられ店内は一気に活気づきました。ケーナとギターの静かなしっとりとした心に浸み込んでくるような響きの曲、速いテンポのお祭りのような楽しい曲などプログラムも多彩で、シンコパイスのメンバーも“アミ”の変則的な空間を十二分に楽しんで、輪になったり階段や2階に上がったりと動き回りながらの演奏で、ライブならではの迫力に会場は圧倒されていました。フォルクローレをたっぷりと味わい、南米のお茶マテ茶でお腹も温まり南米気分満喫、ライブが終わってお店のドアを開けると、アンデスの山々や星空が広がってるような不思議な気分でした。　らいぶの会　山本晶子